セントラル博物館 / Centraal Museum
公式サイト / Official Website : ★ (英語 / in English)
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ジェシカ ・ストックホールダー展
Jessica Stockholder Exhibition
Stuff Matters
Jessica Stockholder Exhibition
Stuff Matters
パンフレットの館内図 / Leaflet Map
❷と❸は元は厩 (ウマヤ) でした。
❷&❸ were originally stables.
2019年4月19日から9月1日まで開催
From 19th of April to 1st of September 2019
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目次 / Contents
1) ジェシカ ・ストックホールダー 展 / Jessica Stockholder Exhibition
2) タマラ・ヘンダーソンの部屋 / Tamara Henderson's Room
A. エスニックの神話世界 / Ethnic Mythological World
B. タマラ・ヘンダーソン/ Tamara Henderson
Jessica Stockholder Exhibition
Jessica Stockholder Exhibition
On the last day of I and my husband R's Netherlands trip, our last tourist spot was the Centraal Museum in Utrecht.
In the Jessica Stockholder exhibition, we overturned the conventional exhibition method and exhibited everything in the venue.
2) タマラ・ヘンダーソンの部屋
Tamara Henderson's Room
A. エスニックの神話世界 / Ethnic Mythological World
ヘンダーソンの部屋では、私はエスニックの神話世界に入り込んだような気持ちになりました。
Ethnic Mythological World
Tamara Henderson's room, I understand, was not part of the Jessica Stockholder exhibition.
B.タマラ・ヘンダーソン/ Tamara Henderson
タマラ・ヘンダーソン/ Tamara Henderson (1982 ~) は、カナダのインスタレーション・アーティストです。
彼女は、カナダノバスコシア州ハリファクスのナスカド大学とフランクフルトのシュテーデルシュール美術大学で学び、ストックホルムの王立芸術大学 / Royal Institute of Art で修士号を取得しています。
セントラル博物館での展示は、2016年から2018年の間に発展させたヘンダーソンの大きなシリーズ "季節の終わり/ Seasons Endの一部で、ロンドンのテイトモダンでも開催されています。
Tamara Henderson
Tamara Henderson (1982 ~) is a Canadian installation artist.
She is working on sculpture, text and 16 mm film.
She studied at NSCAD University in Halifax, Nova Scotia, Canada and Städelschule in Frankfurt, and holds a Masters degree from the Royal Institute of Art in Stockholm.
The exhibition in the Centraal Museum was part of the larger Henderson series "Seasons End", which evolved between 2016 and 2018, and another part is in Tate Modern in London.
私と夫Rのオランダ旅行の最終日、最後の観光スポットが、ユトレヒトのセントラル博物館 / Centraal Museumでした。
ジェシカ ・ストックホールダー 展 ・モノの問題 / Jessica Stockholder, Stuff Matters・Stuff Matters : ★ が、大きく展開されていました。
ジェシカ ・ストックホールダー 展については下記。
ジェシカ ・ストックホールダー / Jessica Stockholder (1959 ~) は、アメリカ・シアトル出身の彫刻家およびインスタレーション・アーティストです。
彼女は、時として、'アメリカ系カナダ人アーティスト'と呼ばれ、また、現代のインスタレーションアートのパイオニアとして認められているそうです。
彼女は、時として、'アメリカ系カナダ人アーティスト'と呼ばれ、また、現代のインスタレーションアートのパイオニアとして認められているそうです。
現在は、シカゴ大学の視覚芸術学部 (DOVA) の教授をしています。
私が会場にいた時には、彼女のこれらのことは全く知りませんでした。
どこかに説明はされていたのでしょうけれど、私はあまり読みません。
特に英文は...(苦笑)。
私が会場にいた時には、彼女のこれらのことは全く知りませんでした。
どこかに説明はされていたのでしょうけれど、私はあまり読みません。
特に英文は...(苦笑)。
展覧会後に、彼女の制作目的を下記のように少し理解しました。
ジェシカ ・ストックホールダー 展では、従来の展示方法を覆し、会場にある全てを含有した展示をしていました。
彼女は、博物館の所蔵しているアイテムを選び、収集し、組み立て直して、新しい命を吹き込んだ作品を制作しました。
会場全体が彼女の作品でした。
私はその会場を見て回る時、いくつかの疑問を持ちつつも、楽しみました。
アーティストの背景がわからなくとも、思想がはっきり理解できなくとも、何かしら共鳴できること、共感できることがあると、心が嬉しくなります。
ジェシカ ・ストックホールダー展は、私にそんな喜びをプレゼントしてくれました。
私はその会場を見て回る時、いくつかの疑問を持ちつつも、楽しみました。
アーティストの背景がわからなくとも、思想がはっきり理解できなくとも、何かしら共鳴できること、共感できることがあると、心が嬉しくなります。
ジェシカ ・ストックホールダー展は、私にそんな喜びをプレゼントしてくれました。
ジェシカ ・ストックホールダー展
奥の暗い部屋がタマラ・ヘンダーソンの部屋です。
Jessica Stockholder Exhibition
The dark room at the back is Tamara Henderson's room. |
Jessica Stockholder Exhibition
On the last day of I and my husband R's Netherlands trip, our last tourist spot was the Centraal Museum in Utrecht.
About Jessica Stockholder Exhibition, below.
Jessica Stockholder (1959 ~) is a sculptor and installation artist from Seattle, USA.
She is sometimes referred to as the 'American - Canadian artist' and also recognized as a pioneer of contemporary installation art.
She is sometimes referred to as the 'American - Canadian artist' and also recognized as a pioneer of contemporary installation art.
She is currently a Professor at the Department of Visual Arts (DOVA) at the University of Chicago.
I didn't know any of the above about her when I was at the venue.
I didn't know any of the above about her when I was at the venue.
It may have been explained somewhere, but I usually don't read these much.
Especially if in English ... (Wry Smile).
After the exhibition, I understood a little about her purpose of production as below.
In the Jessica Stockholder exhibition, we overturned the conventional exhibition method and exhibited everything in the venue.
She chose items from the museum's collection, collected them, reassembled them, and created works that brought new life.
The whole venue was her work.
I had some doubts when I visited the venue, but I enjoyed there.
I had some doubts when I visited the venue, but I enjoyed there.
Even if I don't understand the background of artists, or if I can't clearly understand their thoughts, I am happy to have something that can resonate or sympathize.
The Jessica Stockholder Exhibition has given me such joy.
別館 : タマラ・ヘンダーソン展
会場の最も奥の部屋に、カナダのアーティスト、
タマラ・ヘンダーソン/ Tamara Henderson (1982 ~)
の作品が展示されていました。
In the last room of the venue, works by a Canadian artist,
Tamara Henderson (1982 ~) were exhibited.
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2) タマラ・ヘンダーソンの部屋
Tamara Henderson's Room
展覧会タイトル:季節の終わり/ Seasons End : ★
2019年4月19日から9月1日まで開催
From 19th of April to 1st of September 2019
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A. エスニックの神話世界 / Ethnic Mythological World
タマラ・ヘンダーソンの部屋は、この部屋は、ジェシカ ・ストックホールダー 展 の一部ではなかったと私は理解しています。
タマラ・ヘンダーソンもここで知ったアーティストです。
博物館としては、
"ジェシカ・ストックホールダーとタマラ・ヘンダーソンの両者は、日常的な物体と材料が伝える多くの意味に惹きつけられています" (原文は英文参照)
と説明しています。
ヘンダーソンもストックホールダー も物体を収集して、自分の思想によってアレンジし直しているところも同じに感じます。
ヘンダーソンの部屋では、私はエスニックの神話世界に入り込んだような気持ちになりました。
カーテンで作られたセット
ここに16mm映画の映写がされているはずでしたが、
私は見ませんでした。(気がつきませんでした)。
Set Made of Curtains
A 16mm movie should have been projected here,
I didn't see (I didn't notice).
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Ethnic Mythological World
Tamara Henderson's room, I understand, was not part of the Jessica Stockholder exhibition.
Tamara Henderson is another artist I first knew of here.
The Museum comments,
"Both Jessica Stockholder and Tamara Henderson are fascinated by the many meanings that everyday objects and materials can convey."
I feel that both Henderson and Stockholder are collecting objects and rearranging them according to their own thoughts.
In Henderson's room, I felt as if I had entered the world of ethnic mythology.
作品に魂が宿っているように感じてしまいます。 I feel that the works have souls. |
右は放浪の旅人で左奥はシャーマンのように見えます。 真ん中奥は神官でしょうか? On the right seems to be a vagrant and the left one looks like a shaman. Is that a priest in the middle? |
B.タマラ・ヘンダーソン/ Tamara Henderson
彼女は、カナダノバスコシア州ハリファクスのナスカド大学とフランクフルトのシュテーデルシュール美術大学で学び、ストックホルムの王立芸術大学 / Royal Institute of Art で修士号を取得しています。
セントラル博物館での展示は、2016年から2018年の間に発展させたヘンダーソンの大きなシリーズ "季節の終わり/ Seasons Endの一部で、ロンドンのテイトモダンでも開催されています。
ロンドンのテイトモダン(Level3 Room9)で、2020年9月6日まで開催されるようですが、いつ開始されたのかはわかりません。
彼女のアイディアとしては映像と布地の作品は結びついているので、私は映像作品を見ることはできず、残念でした。
"彼女は、衣服の側面に縫い付けられた長方形のポケットのパターンを介して、フィルムと彫刻を結びつけ、フィルムストリップを示唆しています。
アーティストにとって、縫製と映画制作は連動しています。
彼女は、フィルムがプロジェクターを通過する方法と、素材がミシンを通過する方法が同じであるとみなしました。"
(テイトモダンサイト: ★より)
'フィルムがプロジェクターを通過する方法と、素材がミシンを通過する方法が同じ'
という発想が面白いな〜〜と思います。
"このタイトルが示唆しているのは、旅、変容の循環です。
あるシーズンが終了すると、別のシーズンが始まります。
根底にある題材は、一過性と成長、死と生の関係、
治癒と処理の喪失(打つ手なし)です。
ヘンダーソンは、催眠療法、夢、錬金術、霊性に基づいたテーマによって、
独自の神話を作成しました。
この衣装は、TuxedoのDisease (病気)、The Doc (医者)、Silverfish (虫の一種?)
などのタイトルで、この神話のキャラクターとしての役割を果たします。
彼女は、人型によって、過去と現在、異教の神と女神、
エルフとかかしを表現しています。
コスチュームのいくつかはギリシャでの滞在中に、
他はグラスゴー、そしてロサンゼルスでの居住中に作られました。
ヘンダーソンは衣装ごとに地元の素材、刺繍技術、儀式を使用しています。"
(訳は私)
地元の素材を使用するのは、ストックホールダーや
デイル・チフリ / Dale Chihuly (1941 ~) と重なります。
The use of local materials overlaps with Stockholder and Dale Chihuly (1941 ~).
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Tamara Henderson
Tamara Henderson (1982 ~) is a Canadian installation artist.
She is working on sculpture, text and 16 mm film.
She studied at NSCAD University in Halifax, Nova Scotia, Canada and Städelschule in Frankfurt, and holds a Masters degree from the Royal Institute of Art in Stockholm.
The exhibition in the Centraal Museum was part of the larger Henderson series "Seasons End", which evolved between 2016 and 2018, and another part is in Tate Modern in London.
It seems that it is (would be) held at Tate Modern (Level3 Room9) in London until 6th of September, 2020, but I do not know when it started.
It was a pity that I couldn't see the video work because her idea is that the video and fabric work are linked.
"She makes a connection between the film and the sculptures through the pattern of rectangular pockets sewn down the sides of the garments, suggesting a filmstrip.
For the artist, sewing and filmmaking are linked.
She has considered how material moves through a sewing machine in much the same way as film moves through a projector."
(From Tate Modern website: ★)
I think her idea :
'how material moves through a sewing machine in much the same way as film moves through a projector'
is interesting.
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