ストックホルム旅行
2019年8月28日~9月4日 Stockholm Trip 28th of August ~ 4th of September, 2019 |
Moderna Museet
ストックホルム近代美術館
Stockholm Museum of Modern Art 公式サイト: ★ (英語) Official Website : ★ |
屋内案内図
クリーム色 : ストックホルム近代美術館
水色 : 建築博物館
公式サイト : ★ (英語)
Inside Map
Cream : Stockholm Museum of Modern Art
Light Blue : Architectural Museum : ArkDes
Official Website : ★ |
目次 / Contents
1) エリザベス・フリーバーグ / Elisabeth Frieberg
2) 素朴派 / Naïve Art
A. "画家の家" / "The Painter's House (Målarens hus)"
B. "時間の絵" / "Picture of the Times (Tidsbild)"
C. "スカンセンでの大晦日"
"New Year's Eve at Skansen (Nyårsafton på Skansen)"
"New Year's Eve at Skansen (Nyårsafton på Skansen)"
D. Gallery 01:14
1) エリザベス・フリーバーグ / Elisabeth Frieberg
このセクションは、私の心にとまった作品が、スウェーデンのアーティスト制作であったものを選んでいます。
まずは、長い廊下に、長細い大きな作品で、尚且つ、横長の流れが強調されていた作品 (下の画像) :"バンクーバー島、クジラ、波" (2018) です。
そのアーティストは、エリザベス・フリーバーグ / Elisabeth Frieberg (1977 ~) 。
彼女は、2010年にウメオ大学ファインアート学院 (Konsthögskolan / Academy of Fine Arts) を卒業しました。
2016年から教鞭をとっている芸術工芸大学 (Konstfack)で、絵画スタジオを立ち上げ、その責任者を務めています。
フリーバークの芸術的過程における重要な要素は、彼女にとって個人的に重要な場所を訪れ、そこの風景からインスピレーションを得ることです。
フリーバーグはストックホルムに在住し、活動しています。
"バンクーバー島、クジラ、波"、2018
エリザベス・フリーバーグ画
北欧家具のデザインに通ずるセンスを感じます。
"Vancouver Island, Whale, Wave", 2018 : ★
By Elisabeth Frieberg
186 × 320 cm
I feel a sense that relates to the design of Nordic furniture.
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Elisabeth Frieberg
This section chooses the works that caught my eye which were created by Swedish artists.
First of all, the long, slender work was displayed in a long corridor in which the horizontal flow is emphasized, above : "Vancouver Island, Whale, Wave" (2018).
The artist is Elisabeth Frieberg (1977 ~).
She graduated from Academy of Fine Arts (Konsthögskolan) in Umeå, 2010.
She built up and is responsible for the painting studio at Konstfack where she has been teaching since 2016.
An important element in Frieberg's artistic process consists of visiting places that are personally significant to her and drawing inspiration from the landscape there.
Frieberg lives and works in Stockholm.
2) 素朴派/ Naïve Art
スヴェン・エリクソン / Sven X-et Erixson (1899 - 1970) の作品 : "画家の家" (1942) (下の画像) は、美術館の奥の奥にあったという記憶があります。
そこは、 'Gallery 01:14' でした。
'Gallery 01:14' では、'ナイーブ・アーティスト/ naïve artists 'と呼ばれるアーティストの作品を展示していました。
'ナイーブ・アーティスト'という言葉を初めて知り、日本語では、'素朴派'と呼ばれることも知りました。
'素朴派'という言葉なら、聞き覚えがありました。
私は、なかなか、この '素朴派' の傾向の絵は好きらしいです(笑)。
そこは、 'Gallery 01:14' でした。
'Gallery 01:14' では、'ナイーブ・アーティスト/ naïve artists 'と呼ばれるアーティストの作品を展示していました。
'ナイーブ・アーティスト'という言葉を初めて知り、日本語では、'素朴派'と呼ばれることも知りました。
'素朴派'という言葉なら、聞き覚えがありました。
私は、なかなか、この '素朴派' の傾向の絵は好きらしいです(笑)。
スヴェン・エリクソンは、女性のアーティストかと思いましたが、男性でした。
絵は、御伽噺の世界もしくは絵本の一場面を描いたように感じました。
が、右上に3機の飛行機が描かれています。
あとで、3機の戦闘機であると知りました....戦争と平和の対比だったのですね。
この絵が描かれた年の1942年に、スウェーデン産の戦闘機、'FFVS J22'が初飛行してます。
第二次世界大戦 (1939 - 1945) では、スウェーデンは中立を保持していましたが、隣国のノルウェー、フィンランドがドイツに侵略されて、その危機は常にありました。
海外発注が容易でなくなり、戦闘機不足がおき、国産の 'FFVS J22' が作られました。
エリクソンは、そのような国情を知り、この絵を描いたのかもしれません。
彼は、'the X' と表記される場合があります。
絵は、御伽噺の世界もしくは絵本の一場面を描いたように感じました。
が、右上に3機の飛行機が描かれています。
あとで、3機の戦闘機であると知りました....戦争と平和の対比だったのですね。
この絵が描かれた年の1942年に、スウェーデン産の戦闘機、'FFVS J22'が初飛行してます。
第二次世界大戦 (1939 - 1945) では、スウェーデンは中立を保持していましたが、隣国のノルウェー、フィンランドがドイツに侵略されて、その危機は常にありました。
海外発注が容易でなくなり、戦闘機不足がおき、国産の 'FFVS J22' が作られました。
エリクソンは、そのような国情を知り、この絵を描いたのかもしれません。
彼は、'the X' と表記される場合があります。
"画家の家," 1942
スヴェン・エリクソン画
エリクソンは人道主義と平等に深く向き合いました。 |
"The Painter's House (Målarens hus)"
I remember there was the work of Sven X-et Erixson (1899 - 1970) : "Painter's House (Målarens hus)" (1942), above, right at the back of the museum.
In 'Gallery 01:14', the works of artists called 'Naive Artist' were exhibited.
I heard the word 'Naive Artist' for the first time, and also found out that it is called 'Soboku-ha : 素朴派' in Japanese.
I was familiar with the word 'Soboku-ha'.
It seems to be that I am quite fond of pictures by 'Naive Artists'.
I thought Sven X-et Erixson was a woman artist, but the artist was a man.
The picture felt like a drawing of a scene from a world of fairy tales or a picture book.
However, three airplanes are drawn in the upper right.
Later, I found out that they are three fighters... It is a contrast between war and peace.
In 1942, the year this picture was drawn, the Swedish fighter aircraft, 'FFVS J22',
flew for the first time.
flew for the first time.
During World War II (1939 - 1945), Sweden remained neutral, but its crisis was always present when its neighbours Norway, Finland, were invaded by Germany.
Due to the difficulty in ordering overseas and the shortage of fighters, the domestically produced 'FFVS J22' was made.
Ericsson may have drawn such a picture because he knew the national situation.
He is sometimes referred to as 'the X'.
スヴェン・エリクソン
(1899 - 1970) Sven X-et Erixson (1899 - 1970) 画像は下記より / This from below ★ |
B. "時間の絵" / "Picture of the Times (Tidsbild)"
私は、好印象を持った絵や、気になった絵を撮影します。
最近の多くのギャラリーや美術館は、フラッシュなしの撮影が許可されているので、嬉しいです。
撮影した時は気がつきませんでしたが、私は、スヴェン・エリクソン の作品:
"時間の絵"/ "Picture of the Times / Tidsbild" (1937) も撮影していました。
私はエリクソンの素朴な雰囲気が好きなのだとのちに理解しました。
なるほど、彼らが、'素朴派 / ナイーブ・アーティスト'と呼ばれる訳ですね〜。
私の撮影順でも、描かれた順番でも、"時間の絵" の方が "画家の家" よりも早いのです。
が、私にとってのエリクソンの絵の強いイメージは、"画家の家" でしたので、先に扱いました。
"時間の絵"は、黒い影が印象的で、ちょっと不安な気持ちになります。
下記は美術館の説明を含めて私なりにまとめました。
"’時間の絵' は、 第二次世界大戦前に描かれています。
1937年にはスペイン内戦が始まっており、彼の国はファシスト体制へと進んでゆきます。
それらのニュースはストックホルムにも伝わりますが、ストックホルムの人々は穏やかな日常下にあり、それをエクソンは、サッカーファンが彼らのチームの結果を気にする様子を描いています。"
絵の背景を知ってしまうと、黒い影は、戦火の中で喘ぐ人々に見えてきてしまい、一度そう思うと、そのイメージから離れることはできません。
この絵は、戦火が迫ってくるまでのその時間を描いているのだと私は理解しています。
最近の多くのギャラリーや美術館は、フラッシュなしの撮影が許可されているので、嬉しいです。
撮影した時は気がつきませんでしたが、私は、スヴェン・エリクソン の作品:
"時間の絵"/ "Picture of the Times / Tidsbild" (1937) も撮影していました。
私はエリクソンの素朴な雰囲気が好きなのだとのちに理解しました。
なるほど、彼らが、'素朴派 / ナイーブ・アーティスト'と呼ばれる訳ですね〜。
私の撮影順でも、描かれた順番でも、"時間の絵" の方が "画家の家" よりも早いのです。
が、私にとってのエリクソンの絵の強いイメージは、"画家の家" でしたので、先に扱いました。
"時間の絵"は、黒い影が印象的で、ちょっと不安な気持ちになります。
下記は美術館の説明を含めて私なりにまとめました。
"’時間の絵' は、 第二次世界大戦前に描かれています。
1937年にはスペイン内戦が始まっており、彼の国はファシスト体制へと進んでゆきます。
それらのニュースはストックホルムにも伝わりますが、ストックホルムの人々は穏やかな日常下にあり、それをエクソンは、サッカーファンが彼らのチームの結果を気にする様子を描いています。"
絵の背景を知ってしまうと、黒い影は、戦火の中で喘ぐ人々に見えてきてしまい、一度そう思うと、そのイメージから離れることはできません。
この絵は、戦火が迫ってくるまでのその時間を描いているのだと私は理解しています。
"時間の絵"、1937
by Sven X-et Erixson
137×138,5 cm I understand that this picture depicts the time as war is approaching.
画像は下記より / This from below
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"Picture of the Times (Tidsbild)"
I photograph pictures that have a good impression or are interesting.
I'm happy that many galleries and museums these days allow photography without flash.
When I photographed I didn't notice that "Picture of the Times / Tidsbild", (1937) was also by Sven X-et Erixson.
I later realized that I like Erixson's simple atmosphere.
"Picture of the Times" was earlier than the "The Painter's House" in both my order of photographing and the order in which they were painted.
However, for me, "The Painter's House" is a much stronger image, so I treated it earlier.
The black shadows in the "Picture of the Times" are impressive, which makes me feel a little uneasy.
The following is a summary of my own, including a description by the museum.
"Picture of the Times" was painted shortly before World War II.
In 1937, the Spanish Civil War began and Spain was becoming a fascist regime.
The news goes to Stockholm, where the people of Stockholm are in calm everyday lives, which Erixson depicts like football fans who care about the result of their team."
Once I knew the background of the painting, for me the black shadows are people suffering in war, and once I think so, I can't leave the image...
Once I knew the background of the painting, for me the black shadows are people suffering in war, and once I think so, I can't leave the image...
C. "スカンセンでの大晦日"
"New Year's Eve at Skansen (Nyårsafton på Skansen)"
エリック・ホールストロム / Eric Hallström (1893 - 1946) が描いた "スカンセンでの大晦日"(1918)も、私には絵本の一場面に思えます。
下記は絵の説明文。
"雪に覆われた木々に囲まれた民俗衣装を着たスカンセンの訪問者は、懐中電灯でスターボーイの行進を眺めます。
今日、スター・ボーイは通常、聖ルチア祭 (12月13日 / ルチア行列) で行われますが、元々は大晦日に開催されました。
行列は一種の神秘劇 (聖史劇)であり、ベツレヘムの星に導かれて幼児イエスに至った東方の三賢者を表しています。
さらに、東方の三賢者に加えて、パフォーマンスにはユダのキャラクターが含まれています。
(スター・ボーイは、クリスマス・キャロルの合唱団: キャロル・シンガーに似ています)
エリック・ホールストロムの父親も石版画家、風景画家でした。
彼は父親と一緒に働き、勉強しました。
彼は1909 - 10年にストックホルムの技術学校 : Tekniska skolan (後に芸術工芸大学 / Konstfack) と1912年にストックホルムのウィルヘルムソン / Carl Wilhelm Wilhelmson (1866 - 1928 ) の絵画学校で学びました。
1913年に彼の絵画には素朴派の初期の影響が見られますが、その後の数年間は主にスウェーデン芸術家協会 (Konstnärsförbundet ; 反スウェーデン王立美術院のグループ) の絵画に影響を受けました。
エリック・ホールストロムは、1910年代と1920年代のスウェーデンで最も重要な素朴派の代表の1人と考えられています。
彼が色々な影響を受けていることから、彼の向上心が感じられます。
"スカンセンでの大晦日"、1918 エリック・ホールストロム画 白い衣装の子供達の後を追う不気味な黒い人は誰かと疑問に思っていました。 説明文で、ユダであったとわかりました。 "New Year's Eve at Skansen (Nyårsafton på Skansen)", 1918 : ★
By Eric Hallström (1893 - 1946)
90×105 cmI was wondering about the eerie black figure who followed the children in white costumes. In the description, I found out that he is Judas.
画像は下記より / This from below
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"New Year's Eve at Skansen (Nyårsafton på Skansen)"
"New Year's Eve at Skansen (Nyårsafton på Skansen)" (1918)
by Eric Hallström (1893-1946) also seems to me to be a picture book scene.
We went to Skansen in Djurgården Island the day before, so I feel a little familiar with it.
According to the the description,
"Surrounded by snow-covered trees, Skansen visitors in folk costume watch a procession of star boys in torchlight.
Today, the star boy processions usually take place at the Feast of Saint Lucia, but they were originally held around New Year's Eve.
The procession was a kind of mystery play, representing the Three Magi in the Bible, who followed the Star of Bethlehem to the Infant Jesus.
In addition, to the Magi (the star boys), the performance includes a Judas character.
The painting was made on a hot summer's night in the artist studio on Kungsholmen and is one of the last works from his naive period."
(The Star Boys are similar to Christmas Carol Singers)Eric Hallstrom's father was also an artist, lithographer and landscape painter.
He worked and studied with his father.
He studied at the Technical School : Tekniska skolan (Later Konstfack) in Stockholm in 1909 - 1910 and the Painting School of Carl Wilhelm Wilhelmson (1866 - 1928) in Stockholm in 1912.
In 1913, his paintings had the first influence of Naivism, but for the next few years he was mainly influenced by the Swedish Artist Society ; Konstnärsförbundet ; Group of Anti- Royal Swedish Academy of Fine Arts.
During World War I (1914 - 1918), Hallström was also affected by Cubism.
Eric Hallström is considered one of Sweden's most important naive representatives of the 1910s and 1920s.
His art of the 1930s and 1940s was under the mutual influence of Albin Amelin (1902 - 1975) and Sven X-et Erixson, and was characterized by Vitalism and Expressionism.
I feel his ambition as he was influenced in many ways.
スター・ボーイ
スウェーデンの議会での会議でのルチアの行列。 いわゆる"スター・ボーイ"がルチアの行列を追っています。 Star Boys Lucia procession, at a meeting in the Swedish parliament. The so-called "star boys" follow Lucia leading the procession. 画像は下記より / This from below ★ |
Gallery 01:14についての説明 (サイトより)
"現実と長期
100年前、世界は急速で革命的な社会変化をしていました。
工業化、新技術、都市化、戦争、証券取引所の崩壊は、生活パターンや日常の状況に影響を与えました。
生活のいくつかの側面は、より不安定で複雑になりました。
多くのアーティストは、失われている見かけの単純さをアートに保存する必要性を感じていました。
彼らは喜びと調和に満ちた静かな生活、のどかな風景を描きました。
スウェーデンでは、これらのアーティストは、彼らのスタイルが彼らの同時代人によって芸術性がないものとして判断されたため、素朴派のアーティストとして知られるようになりました。
彼らのモチーフの多くは19世紀のロマン派に言及しており、彼らは純粋で無垢で手つかずであると見なされていたものに対する憧れを共有していました。
工業化、新技術、都市化、戦争、証券取引所の崩壊は、生活パターンや日常の状況に影響を与えました。
生活のいくつかの側面は、より不安定で複雑になりました。
多くのアーティストは、失われている見かけの単純さをアートに保存する必要性を感じていました。
彼らは喜びと調和に満ちた静かな生活、のどかな風景を描きました。
スウェーデンでは、これらのアーティストは、彼らのスタイルが彼らの同時代人によって芸術性がないものとして判断されたため、素朴派のアーティストとして知られるようになりました。
彼らのモチーフの多くは19世紀のロマン派に言及しており、彼らは純粋で無垢で手つかずであると見なされていたものに対する憧れを共有していました。
素朴派の絵画は、日常の瞬間やお祝い事、季節と伝統、物語と空想を表しています。
気分、匂い、音、感情などの感覚に重点が置かれます。
素朴派のアーティストは過去を絵に残しました。
しかし、彼らの作品はスウェーデンを貧困から先進国に変えた政治についても語っています。
気分、匂い、音、感情などの感覚に重点が置かれます。
素朴派のアーティストは過去を絵に残しました。
しかし、彼らの作品はスウェーデンを貧困から先進国に変えた政治についても語っています。
何人かの素朴派のアーティストは、'色と形の組織' ('the organisation Colour and Form' )に属していました。
アート市場では厳しい状況にあったため、この組織は1930年に設立され、アーティストが購入者に直接作品を販売できるようにしました。
素朴派のアーティストは、カラフルで想像力に富んだ伝統的なモチーフにより、愛され、また、軽視されてきました。
アーティストと鑑賞者の視点によって世界は違って見えます。
素朴派のアーティストは、彼らの宇宙を形成した内なる世界に集中することを選びました。"
アート市場では厳しい状況にあったため、この組織は1930年に設立され、アーティストが購入者に直接作品を販売できるようにしました。
素朴派のアーティストは、カラフルで想像力に富んだ伝統的なモチーフにより、愛され、また、軽視されてきました。
アーティストと鑑賞者の視点によって世界は違って見えます。
素朴派のアーティストは、彼らの宇宙を形成した内なる世界に集中することを選びました。"
100 years ago, the world had experienced rapid and revolutionary social change. Industrialisation, new technologies, urbanisation, wars and a collapse of the stock exchange impacted on living patterns and everyday conditions.
Some aspects of life were growing more precarious and complex.
Many artists felt a need to preserve in their art the apparent simplicity that was being lost.
They painted the quiet life, idyllic scenes full of joy and harmony.
In Sweden, these artists became known as naïve artists, because their style was perceived as artless by their contemporaries.
Many of their motifs refer to the 19th-century romantics, with whom they shared a longing for what was seen as pure, innocent and unspoilt.
Some aspects of life were growing more precarious and complex.
Many artists felt a need to preserve in their art the apparent simplicity that was being lost.
They painted the quiet life, idyllic scenes full of joy and harmony.
In Sweden, these artists became known as naïve artists, because their style was perceived as artless by their contemporaries.
Many of their motifs refer to the 19th-century romantics, with whom they shared a longing for what was seen as pure, innocent and unspoilt.
The naïve pictures show everyday moments or celebrations, seasons and traditions, stories and fantasies.
The emphasis is on moods, and on sensations such as smells, sounds and feelings.
The naïve artists preserved the past in their pictures.
But their works also comment on the politics that turned Sweden from poverty into an industrialised nation.
The emphasis is on moods, and on sensations such as smells, sounds and feelings.
The naïve artists preserved the past in their pictures.
But their works also comment on the politics that turned Sweden from poverty into an industrialised nation.
Several of the naïve artists belonged to the organisation Colour and Form.
It was founded in 1930 to enable artists to sell their works directly to buyers, since things were tough on the art market.
The naïve artists have been both loved and looked down upon for their colourful, imaginative and traditional motifs.
The world appears different depending on the perspective of both artist and viewer.
The naïve artists chose to focus on the inner world that formed their universe."
It was founded in 1930 to enable artists to sell their works directly to buyers, since things were tough on the art market.
The naïve artists have been both loved and looked down upon for their colourful, imaginative and traditional motifs.
The world appears different depending on the perspective of both artist and viewer.
The naïve artists chose to focus on the inner world that formed their universe."
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