1) 物語の背景 / Background of Story
A. 丹生都比売 (におつひめ) / Niotsuhime
B. 時代 / Time
C. 吉野宮/ Yoshinomiya
2) 物語と感想 / Story and My Impression
3) その他 / Others
A. 歴史上の草壁皇子と丹生都比売
In History, Prince Kusakabe and Niotsuhime
In History, Prince Kusakabe and Niotsuhime
B. 草壁皇子と泰麒 / Prince Kusakabe and Taiki
4) 英語の説明 / Explanations in English
5) 参考ウェブサイト / Reference Websites
A. 日本語 / Japanese
B 英語 / English
丹生都比売
出版
-
原生林,1995
装丁-
村山万里子
私はこの本を読むのは2度目です。
"ピスタチオ"を読む前になんとなく読みたくなったのです。
この素敵な本を出版した'原生林'が昨年倒産してしまい、残念です。
Niotsuhime
Publisher
- Genseirin, 1995
Cover
Design - Mariko Murayama
I
read this book twice.
Somehow I
wanted to read this before
"Pistachio"
(Kaho Nashiki's Book).
'Genseirin'
published this wonderful book,
although
it became bankrupt last year. That' too bad.
|
1) 物語の背景 / Background of Story
A. 丹生都比売 (におつひめ)
Niotsuhime
朱砂 (すさ)、水銀 (ミズガネ)
の女神と考えられています。
朱砂を精錬すると水銀 (スイギン) となり、朱砂の別名には辰砂 (しんしゃ) 、賢者の石などがあります。
朱砂は、朱色の顔料、漢方薬の原料とされ、毒薬としても使用されたり、不老不死の薬としても使用されました。
朱砂 / Cinnaba
朱砂/ 辰砂の画像は下記:
Cinnabar's picture come from below :
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丹 (に) は朱砂を意味し、その鉱脈がある場所には、
'丹生 / におう/ たんじょう'
という言葉があります。
丹生都比売を祭る神社 :
丹生神社は関東より西にあり、水銀 (朱砂) 鉱脈を追う一族がつくったと言われています。
この神社系は、水の神、龍神、田の神、山の神としても祭られることがあります。
丹生都比売 (神社) は高野山の守護神とされたり、上記のように各地の神社で祭られたりして来ました。
にもかかわらず、古事記にも日本書紀に記載されていません。
後世の人間によって何らかの理由で公の歴史上から削除されたと考えられます。
にもかかわらず、古事記にも日本書紀に記載されていません。
後世の人間によって何らかの理由で公の歴史上から削除されたと考えられます。
故に、天照大御神に比べれば影が薄く、妹神であることさえも多くの人々に忘れ去られて来ました。
2004年、丹生都比売を祭った神社の代表として、天野の丹生都比売神社が世界遺産に指定されました。
一千年以上たって、ようやく檜舞台に現れたのです。
一千年以上たって、ようやく檜舞台に現れたのです。
この本の出版は1995年、梨木さんは丹生都比売がまだあまり知られていないときに、物語の題材として取り上げていました。
Niotsuhime is a sister god of Amaterasuoomikami who is a great sun goddess and very popular in Japan.
They think that Niotsuhime is goddess of Cinnaber (above photograph) / Mizugane (meaning mercury / below photograph).
Cinnabar refines which becomes mercury, and cinnabar has different names, for instance, Shinsha, Philosopher's Stone and others.
Cinnabar was used as painting material of red and one of ingredients of chinese medicine.
And also it was used as poison or the elixir of life.
Cinnabar was used as painting material of red and one of ingredients of chinese medicine.
And also it was used as poison or the elixir of life.
Ni /丹 means cinnabar. If there is a vein of cinnabar, it could have a word 'Nio/ 丹生' .
水銀 / Mercury
水銀の画像は下記 :
Mercury's picture come from below :
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Niotsuhime has been enshrined in many shrines from Kanto to the west.
They say that a family followed a vein of mercury or cinnabar and made the shrines.
Sometimes these kinds of shrines are enshrined for
They say that a family followed a vein of mercury or cinnabar and made the shrines.
Sometimes these kinds of shrines are enshrined for
Water God or
Dragon God or
Rice Filed God or
Mountain God.
Niotsuhime has been a guardian deity god of Koyasan which is a mountain and one of holy places of Buddhism in Japan and has been enshrined in above shrines.
Nevertheless, Niotsuhime is not on "Kojiki" and "Nihon Shoki" which are very popular as Japanese old history or myth or mixture.
Apparently unborn generation struck Niotsuhime off them by something's reason who knows.
Therefore if it is compared the sun god Amaterasuoomikami is in the main stream of history, Niotsuhime has been in the backgraund for a long time, and people have even forgotten that Niotsuhime is the sister god of the sun god.
There is the principal shrine of Niotsuhime, Niotsuhime in Amano, which was declared a World Heritage Site in 2004.
Finally after more than over one thousand years, its significance has been recognized.
Finally after more than over one thousand years, its significance has been recognized.
This book was published in 1995. It ment the author picked up Niotsuhime as material for her novel, before Niotsuhime was well known.
B. 時代 / Time天智天皇 (中大兄皇子)
このお話は、吉野宮で過ごした日々のもので、乱の直前で終わります。
Time
天智天皇 (中大兄皇子)
天智天皇の画像は下記より :
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壬申の乱 (672年) 直前、大海人皇子 (おおあまのみこ / 後の天武天皇) と彼の家族は、当時の都、近江宮を離れ、吉野宮に公的には隠棲していました。
壬申の乱は、天智天皇(中大兄皇子/ なかのおおえのおうじ) 亡き後、彼の弟の、
大海人皇子 と、息子の大友皇子の皇位継承をめぐる争いです。
大海人皇子 と、息子の大友皇子の皇位継承をめぐる争いです。
このお話は、吉野宮で過ごした日々のもので、乱の直前で終わります。
Time
Just Before Jinshin War, 672, Prince Ooama (later Emperor Tenmu) left a capital Oumi, he officially secluded life with his family in Yoshinomiya.
The war was between Emperor Tenji's brother : Prince Ooamano and Emperor Tenji's son : Prince Ootomo for the imperial succession, after Emperor Tenji (see above picture) died.
This book shows when Prince Ooama with his family stayed in Yoshinomiya before the war, so the story is very short.
C. 吉野宮/ Yoshinomiya
天武天皇(大海人皇子)
Emperor Tenmu (Prince Oamano)
天武天皇の画像は下記より :
Emperor Tenmu (Prince Oamano) 's picture comes from below:
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当時の都の近江宮は滋賀県大津市で、吉野宮は、奈良県吉野郡吉野町で、宮滝遺跡 (みやたきいせき) であると言われています。
当初、天智天皇の次は大海人皇子が天皇になるはずでしたが、
天智天皇の心変わり?によって、彼の息子の大友皇子が天皇になることになってしまいました。
天智天皇の心変わり?によって、彼の息子の大友皇子が天皇になることになってしまいました。
反対勢力を武力で倒す天智天皇であること
(乙巳の変 / いっしんのへん / おっしんのへん - 下の画像参照)
を大海人皇子は知っていたので、天皇の座を甥に譲り、大海人皇子を支える人々がいる吉野に来るのです。
(乙巳の変 / いっしんのへん / おっしんのへん - 下の画像参照)
を大海人皇子は知っていたので、天皇の座を甥に譲り、大海人皇子を支える人々がいる吉野に来るのです。
大海人皇子一行が吉野宮で過ごした約8ヶ月の記録はありません。
ですから、ファンタジー作品が主な作者としては想像力がかき立てられたことでしょう。
ですから、ファンタジー作品が主な作者としては想像力がかき立てられたことでしょう。
内乱としては珍しく反乱者である大海人皇子が勝利を得ました。
私の推測ですが、大海人皇子が乱を起こしたのは天皇の座だけが
欲しかっただけではなく、乱を起こさなければ、大海人皇子一族は
いつかは天皇になった大友皇子に絶滅させられてしまうからです。
いつかは天皇になった大友皇子に絶滅させられてしまうからです。
壬申の乱後も、吉野宮は天武天皇、持統天皇に度重なる行幸に使用
されたことから、単なる行楽地としてでなく、何らかを占う地として使用されたという見方があります。
この物語では大海人皇子が丹生都比売の降臨を待ちわびています。
されたことから、単なる行楽地としてでなく、何らかを占う地として使用されたという見方があります。
この物語では大海人皇子が丹生都比売の降臨を待ちわびています。
乙巳の変 645年 : 宮中で、中大兄皇子(天智天皇)と
中臣鎌足(藤原鎌足)による蘇我入鹿暗殺 Isshi Incident in 645 : In Imperial Court, Nakatomi no Kamatari (Fujiwara no Kamatari) assassinated Soga no Iruka This picture comes from below |
Yoshinomiya
The capital city of those days, Ounomiya is nowadays called Otsu City, in Shiga prefecture.
There was Yoshinomiya in Yoshino town in Nara prefecture, and they say it was the Miyataki Ruin.
The original idea was the Crown Prince, Prince Oamano after Emperor Tenji, however, the emperor's mind was changed which he wanted to make his son Prince Otomo for a next emperor.
Prince Oamano knew the way of the emperor which he could overthrow counterforce by force and he killed all the families,
So Prince Oamano devolved the position to Prince Otomo and then he came to Yoshino where many people supported him.
There is no historical record about the eight months the family spent in Yoshinomiya.
The author's books are mainly fantasy novels
so I guess that the author let her imagination run riot.
It was unusual that Prince Ooamano as a ribal succeeded in a kind of civil war.
I guess why Prince Oamano made Jinshin War, because it was not only he desired to taken the Imperial Throne but also if he did not make it, Prince Otomo would annihilate Prince Oamano's family one day after Prince Otomo became the emperor.
After Jinshin War, Emperor Tenmu(Prince Oamano) and Emperor Jito (Unonosarara) did Imperial visit many times for Yoshinomiya,
so apparently the Emperors had their fortune or some things in Yoshinomiya.
so apparently the Emperors had their fortune or some things in Yoshinomiya.
In this story, Prince Oamano sought direction and had waited for descent of Niotsuhime which the family thought it was their guardian god.
2) 物語と感想 / Story and My Impression
①持統天皇 (鸕野讚良)
①持統天皇 (鸕野讚良)
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大海人皇子と鸕野讚良 (うののさらら/ 後の持統天皇) の子息、
草壁皇子の目を通して、世情や、両親との関係、異母弟の大津皇子との関係、そして地元の少女で言葉が不自由なサキとの関わりが描かれています。
草壁皇子の目を通して、世情や、両親との関係、異母弟の大津皇子との関係、そして地元の少女で言葉が不自由なサキとの関わりが描かれています。
私はサキは丹生都比売の化身であると思います。
草壁皇子は清らかで繊細なので、物語全体の雰囲気がそのようになっています。
不思議なことに、彼が彼の物語を語っているにもかかわらず、物語は彼に関係ないところでおこっているような気が私にはするのです。
いつでも彼は茅の外。
いつでも彼は茅の外。
ただ彼がサキとかかわるところだけ、彼がそこに存在しているのです。
父の大海人皇子は、公的には天皇の座を放棄し、吉野宮で隠棲しているはずでしたが、実際は情勢を伺い、勢力集めをしていました。
また一族の守り神、丹生都比売の降臨を戦の後押しとして待ち望んでいました。
また一族の守り神、丹生都比売の降臨を戦の後押しとして待ち望んでいました。
草壁皇子は武術は苦手、それに対し大津皇子が武術が得意で活発な
少年です。
少年です。
燕のエピソードの中で、死んでしまった弱い燕に、自分を重ね合わせ、自分の存在意義に疑問を持つ姿が描かれています。
読者としては 、少なくとも私は、せつない気持ちにさせられました。
読者としては 、少なくとも私は、せつない気持ちにさせられました。
皇子は鸕野讚良から母の愛を感じつつも、母の鬼としての部分を感じ取り、それは実の姉さえも手にかけてしまっていたことを理解します。
また母が初めから鬼であったのでなく、様々な悲しい出来事が彼女の中の鬼を育ててしまい、愛する気持ちさえもそれを助長することになってしまったことにも気がつきます。
また母が初めから鬼であったのでなく、様々な悲しい出来事が彼女の中の鬼を育ててしまい、愛する気持ちさえもそれを助長することになってしまったことにも気がつきます。
(確かに彼女は気の毒な身の上ではあります)
そしてついには完全に鬼になってしまうことを察しもし、彼女に哀れみの心さえも抱きます。
皇子が母を慕う気持ちの深さに驚かされます。
自分勝手に生きている私からすれば、
もっと自分の好きなように、生きていいのよ!
鬼になる母親からは逃げていいのよ!
と言ってあげたくなります。
まあ、この皇子からは生に対する執着があまり感じられないので、
彼にとっては自分が生きるために誰かを犠牲にしたり、
誰かに悲しい思いをさせたりするくらいなら
自分が死ぬほうが良いのかもしれません???
彼にとっては自分が生きるために誰かを犠牲にしたり、
誰かに悲しい思いをさせたりするくらいなら
自分が死ぬほうが良いのかもしれません???
このお話の後、のちのちこの母親の手によって水銀による毒殺が、皇子になされることがやんわりと示唆されています。(書かれているというべきか?)
草壁皇子は母の毒殺の行為を知りつつも、受け入れて亡くなっていったのではないかと私は思うのです。
読者が、この物語の皇子ならそうすると、推測してもらうように、
梨木さんは書かれていると思います。
読者が、この物語の皇子ならそうすると、推測してもらうように、
梨木さんは書かれていると思います。
②持統天皇 (鸕野讚良)
画像は下記より / Picture from http://www1.kcn.ne.jp/~watblue7/tenpyo/jit |
The story is told through his eyes, about the relationship between his parents, half-sibling brother : Prince Ootsu and a local girl, Saki who dose not speak.
I think Saki is an embodiment of Niotsuhime.
Prince Kusakabe is pure and delicate, so the atmosphere of whole the story is like that.
I only feel he is part of the story, when he is concerned with Saki.
His father, Prince Oama officially refused the crown and said he wished to live in seclusion in Yoshinomiya.
In fact he looks at the situation and collects his power.
And also he is waiting for the descent of Niotsuhime who the family thought was their guardian god, because he wants the backing of the god before he fights.
In fact he looks at the situation and collects his power.
And also he is waiting for the descent of Niotsuhime who the family thought was their guardian god, because he wants the backing of the god before he fights.
Prince Kusekabe is not good at martial arts, whereas his younger brother, Prince Ootsu is good at them.
Prince Kusekabe knew that he could not respond as his parents hope and is weak himself, so the readers can see clearly from an episode with a swallow that he doubts the meaning of his existence.
The episode is heartrending for the readers, at least for me.
The prince feels love from his mother, Unonosara as well as he understands that she is part demon who killed her older sister.
And also he perceives that his mother was not a demon from the beginning and that some sad events have encouraged the parts in her.
In addition, he realizes that some times even her love helps the part.
And also he perceives that his mother was not a demon from the beginning and that some sad events have encouraged the parts in her.
In addition, he realizes that some times even her love helps the part.
(Actually her past was very sad.)
He guesses that at last she could be completely the demon.
And also he feels sorry for her.
And also he feels sorry for her.
I was impressed by his deep love for his mother.
I live as selfish and I would tell him,
"You can live as you like!"
"You can escape from your mother who becomes a demon!"
Well, I do not feel his attachment to life, so he might prefer to die rather than sacrifices somebody else or somebody feels sad for his survival???
I think that it suggestions lightly that she would kill the prince by mercury poisoning much later than this story.
I think the prince knew his mother would kill him with the poison, although he accepted the poison and he passed away.
I think the author would make the readers guess this prince would behave like that.
3) その他 / Others
A. 歴史上の草壁皇子と丹生都比売
In History, Prince Kusakabe and Niotsuhime
それでも彼は皇太子になりつつも、即位を目の前に亡くなっています。
それも27歳という若さでした。
歴史上は病死ということになっています。
まさか、実の母親の持統天皇が毒殺したとは公の文章には書けないでしょう。
また、持統天皇は草壁皇子を溺愛していたという見方が一般的です。
本当の事は誰にもわかりませんよね。
皇子の両親、妻、こども達が天皇に即位していることを思うとより
一層不遇に思えます。
(天皇即位が100%幸福かどうかという点をのぞいたとしても不遇でしょう)
一層不遇に思えます。
(天皇即位が100%幸福かどうかという点をのぞいたとしても不遇でしょう)
この物語は、古事記、日本書紀から消えてしまった丹生都比売と陰の薄い草壁皇子を結びつけてできています。
なんとなく、梨木さんの人間性が感じられます。
In History, Prince Kusakabe and Niotsuhime
I knew that he did experience having a wife and children, I was a little bit relieved.
Although Prince Kusakabe became the Crown Prince, he passed away just before becoming Emperor and he was 27 years old. He passed away by his ill in history.
It was impossible official record that he was killed with poison by his mother who was Empress Jito.
And also normally they say Empress Jito doted on the prince. Who knows the truth.
It was impossible official record that he was killed with poison by his mother who was Empress Jito.
And also normally they say Empress Jito doted on the prince. Who knows the truth.
I knew his wife and his children became Empress and Emperor, so I feel even more that he was unfortunate.
(I wonder if the person becomes Empress or Emperor is 100% happy with their position. Even allowing for my doubt, still he was unfortunate)
(I wonder if the person becomes Empress or Emperor is 100% happy with their position. Even allowing for my doubt, still he was unfortunate)
This story was connected with Nitstuhime who has disappeared from 'Kojiki' and 'Nihonshoki', and Prince Kusakabe who was in the background.
Somehow I feel the humanity of the author, Nashiki.
B. 草壁皇子と泰麒 / Prince Kusakabe and Taiki
草壁皇子は、小野不由美十二国記
十二国記
❖残念ながらこの画像に泰麒はいません。
すみません。
The Twelve Kingdom
❖ Unfortunately this picture does not have Taiki. Sorry!
画像は下記より / Picture from http://en.wikipedia.org/wiki/The_Twelve_Kingdoms |
草壁皇子は、小野不由美さんの十二国記の泰麒を思い起こさせました。
本の表紙の雰囲気が明らかに違うように、'十二国記'の雰囲気とこの本は全く違った色調をしています。
ですが、泰麒と皇子は類似点を持っていると思います。
ですが、泰麒と皇子は類似点を持っていると思います。
泰麒は十二国のひとつ、泰国へ行き(正確には帰り)、
草壁皇子は丹生都比売に連れられて精霊の世界 (もしくは神の世界) を通過しました。
そして彼らは戦いを好まない少年、血を見るのが嫌いな少年たちです。
そういう少年達は、ファンタジーの世界または別世界と融合しやすいのでしょうか?
草壁皇子は丹生都比売に連れられて精霊の世界 (もしくは神の世界) を通過しました。
そして彼らは戦いを好まない少年、血を見るのが嫌いな少年たちです。
そういう少年達は、ファンタジーの世界または別世界と融合しやすいのでしょうか?
Prince Kusakabe and Taiki
The atmosphere of "The Twelve Kingdoms" and this book are quite different so that two covers show their kingdoms of the stories.
However, I think Taiki and the prince have a similarity.
However, I think Taiki and the prince have a similarity.
Taiki went to Kingdom of Tai which is one of 'Twelve Kingdoms', to be exact he returned to his country which is a fantasy world and the prince was taken by Niotsuhime and he goes through the spirit world or the god world.
If boys do not like wars and fights and they hate seeing blood, they could tend to merge into fantasy worlds or another worlds, couldn't they?
C.読み方 / Pronunciation
丹生都比売の読み方は、複数あります。
ニオツヒメ / ニツヒメ / ニブツヒメ / ニフツヒメ / ニウツヒメ、他。
また丹生都比売 = 稚日女尊(わかひるめのみこと)と言われる事もあります。
Pronunciation
Niotsuhime / 丹生都比売 has a few different pronunciations, below:
And also, sometimes they say that Niotsuhime is Wakahirumenomikoto / 稚日女尊.
4) 英語の説明 / Explanations in English
英語の説明が聞けます;古事記
You can lesson about Kojiki in English below
英語の説明が聞けます;日本書記
You can lesson about Nihon Shoki in English below
英語の説明が聞けます;天智天皇
You can lesson about Emperor Tenji in English below
英語の説明が聞けます;天武天皇
You can lesson about Emperor Temmu in English below
英語の説明が聞けます;持統天皇
You can lesson about Enpress Jito in English below
You can lesson about Prince Kusakabe in English below
5) 参考ウェブサイト / Reference Websites
A. 日本語 / Japanese
丹生都比売神社HP:
丹生都比売 = 稚日女尊(わかひるめのみこと) :
高野山の守護神: 丹生都比売神社:
丹生都比売伝承:
全国で丹生都比売を祭る神社:
天照大御神 / 天照大神 :
日本書紀 :
壬申の乱 :
天智天皇 / 中大兄皇子 :
天武天皇 / 大海人皇子:
持統天皇 / 鸕野讚良
大津皇子
吉野宮 / 吉野/ 宮滝遺跡
水銀
舎人
十二国記
十二国記登場人物 : 泰麒 / 蒿里(こうり) / 高里要 (たかさとかなめ):
乙巳の変
Niutsuhime Shrine:
The Guardian God of Kotasan: Niutsuhime Shrine :
Mount Kouya :
Mount Tanjo:
Amaterasuoomikami :
Kojiki
Emperor Tenji :
Emperor Temmu :
Empress Jito
Prince Kusakabe
Prince Otsu
Kaifuso
Cinnabar
Mercury
The Twelve Kingdoms
List of Twelve Kingdoms characters ; Taiki, Kingdom of Tai
Taika Reform
Issin Incident
Nakatomi no Kamatari / Fujiwara no kamatari